弊社の訪問客

私の事務所には、案外多くの訪問客があります。
業種柄、日々さまざまな会社から営業のお電話をいただくことが多いのですが、私はできるだけ話を聞くようにしています。なぜなら、それが思わぬ仕事につながることが少なくないからです。

電話をいただくのは、同業の不動産会社、住宅ローン会社や保証会社、不動産業務のプラットフォーム提供会社、Webコンサルティングやウェブマーケティングの会社など、多岐にわたります。電話ではまずいくつか質問を投げかけ、信頼できそうだと感じたら、次は面談へと進みます。

オンライン面談か対面か

オンライン面談にするケースも多いのですが、昨日は某ネット専業銀行の住宅ローン事業の方から、「今から事務所へ挨拶に伺いたい」との連絡をいただきました。当初どうしようか迷いましたが、熱意にも押され、お越しいただくことになりました。

ネット専業銀行なのに対面営業とは意外でしたが、よく考えると「ネット専業」とはあくまで銀行サービスの利用者向けの話であって、不動産会社に対しては対面営業をしている——そんな発見も、面白いものでした。

若い営業のまなざしに学ぶ

来社されたのは、入社4年目という若手の男性社員でした。
この会社に限らず、電話営業を担当するのは新卒1年目を含め、若い方が多い印象です。

私も何十年も前、新卒で某保険会社に入社し、飛び込み営業をしていたころを思い出しました。
当時の自分と比べると、皆さん本当にしっかりしている……というのが正直な感想です。

少し緊張しながらも真剣な眼差しで説明してくれる彼らの熱意に、私はいつも良い刺激をもらっています。
つい励ましの言葉をかけたくなるのですが、よく考えれば、私自身もこの不動産業界ではある意味「新卒」みたいなもの。

さりげなく遠慮のない質問を重ねながら、彼らから学べることをすべて吸収しています。

自分の会社が大きくなり、取引量や金額が増えれば、それは彼らにとってもプラスになるだろう——そんな勝手なウィンウィンを頭に描きながら、自由にアイデアを交換するひとときは、サラリーマン時代にはあまりなかった新鮮な時間です。

そんな話を家内にしたら、「もっと緊張感をもってください!」との一言。

「頑張ります」
他にひねりはないのか、と突っ込みたくなるような、新卒みたいな返事をしている自分がいました。

    弊社の訪問客” に対して3件のコメントがあります。

    1. 久保昌也 より:

      お元気ですか。毎回読ませてもらってます。
      少し涼しくなってきたけど体調に気をつけて。また、会いましょう。

      1. HATTO COMPANY より:

        毎回読んで頂けてめちゃくちゃうれしいです!また是非よろしくお願いいたします。

    2. 前田雅代 より:

      こんばんは
      9月になっても猛烈に暑さが続きますね

      他人様より異常な汗の量は何事だろう?と 
      考えましたら、体温が低いせいなのでしょうか。
      一旦は36度台になったのですが、
      湿度が苦手で低湿度で26度の部屋で過ごしていると、体温も下がるのか病院に持っていくトリアジーシートに
      平熱36度と記入して持ち込んだところ
      受付で計り直されたら35.2度でした。
      この数字を見てギョッとしました。
      平熱が低いからだるいのでしょうか

      以前ご案内いただいたマンゴーのかき氷の
      美味しそうな魅力も、
      その場にたどり着くまでの辛さに対してめげています。
      以前のように区内を歩き回れる仕事だったら、 
      ついでに足を伸ばしてと、思ったりするのでしょうが、快適な温度の箱の中に飼われていると
      過酷な環境が恐ろしさを感じます

      なんて申し上げていますが、
      皆様には過酷な環境の中
      おいでいただいていましたのにね
      申し訳ありませんでした‍♀️

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